来年の発表会が決まり配役も決まりました。
ちょっと欲張ってしまって
オープニングで「ドン・キホーテ」
メインに「白鳥の湖」全幕縮小アレンジ版。
とくに白鳥は自分がかつて踊ったときは
踊れることだけがうれしくて
白い衣装と羽をつけるという自分なりのステイタス?に満足していたっけ。
とこらがいざ、曲の編集と振付の概要を考えるにつれ
「なんて白鳥ってむずかしいんだろう…」と実に頭を悩ましているのです。
白鳥のポールド・ブラ、コールドのステップ…
ものすごいテクニックを盛りだくさんではない
基本的な動きが続くだけにボロも出やすいし
おまけに衣裳が超シンプルなゆえにごまかせない。
振付けよりも基礎レッスンをしっかりチェックし直さなくてはならないという
ブラックホールに入ってしまうようなネガティブな気持ちになってしまいました。
「まだ無理だったかな…」
でもだれでも知ってるバレエたる演目をやるべきだと思い立ったのだから
そう、バレエをやっていても特に子供たちは「白鳥の湖」は途中までしか知らなくて
最後ってどうなっていたっけ?という感じなんです。
だからちゃんと4幕やりたいな、と思ったわけです。
ちょっとハッピーエンドのバージョンにするのですが
黒鳥が王子をだまして終わるのではないということだけでも
知ってくれるといいな、他の演目もバレエのことももっと調べてみよう、
知りたいと思うきっかけになってくれるといいな、
そしてきっとみんなのことだから頑張って踊りきってくれるはず。
振付けに入った子のキラキラまなざしを励みに
私も負けずにがんばります!